会社勤め、自営業を経験し、40代を目前にして農業を選択しました。一家でこの北竜町に移ってきて今年で8年目になります。2年間の修行を経て、就農したのは平成7年。今は立派な稲作農家。 4年前からは1ヘクタールの面積で野菜づくりも始めています。
無農薬・無化学肥料で栽培しているトマトのハウス。 いま人気のミディトマトがツリー状の房になって実っています。 除草剤を一切使っていなく、トマトの畝にはワラを敷いています。 これが雑草対策になり、同時にビニールを使わないことで、 ゴミをできるだけ出さないための配慮にもなります。 無農薬というだけでなく、環境を意識した工夫をしています。
こうした栽培プロセスをデジタルカメラで撮影し、パソコン持参で”セールス”に出かけます。 出荷はすべて農協を通していますが、そのように自ら開拓したお客さんもたくさんいます。ちなみに、このトマトの名は「樹熟トマト」。 木で真っ赤に熟したトマト、という意味です。 透明な袋に入れて自分で考案したシールを貼り、リボンを結んで売っています。農業には自分で工夫する楽しみがあります。 そのトマトハウスには、アイディア農業が満ち溢れています。（GREEN No.192から抜粋）10日程度日持ち致します。